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仙台空港周辺に誘致提案 復興カジノ 高度医療と連携、世界を視野 地域住民提言にPFI・PP...
■題 名 | 仙台空港周辺に誘致提案 復興カジノ 高度医療と連携、世界を視野 地域住民提言にPFI・PPP協会も連動 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(建設通信) |
■概要 | . 宮城県名取市では、被災住民が中心となって複合リゾートを誘致する動きが活発化してきた。住民らの提言では、名取市の仙台空港周辺地域にカジノを核とした観光拠点の整備を提案。一方、日本PFI・PPP協会もかねてから“復興カジノ”の具体像を探ってきたが今回、住民の提言と連動する形で、国土交通省に対して正式に提案書を提出した。 6月26日、名取市で復興に向けたリゾート機能の誘致をテーマとしたシンポジウムが開かれた。主催は津波被害を受けた名取市北釜地区の住民らで結成した「名取市東部震災復興の会」。 提言「復興・仙台エアポートリゾート構想」は、仙台空港周辺エリアを 1)慰霊メモリアルゾーン 2)複合型農園・先端技術集積ゾーン 3)震災復興カジノゾーン--の3区域にに分けて、それぞれ開発を進める構想だ。 シンポジウムにパネリストとして招かれた日本PFI・PPP協会の植田理事長は「復興に向けては雇用機会を作ることが重要になる。名取地域には仙台空港があり、これがあるとないとでは状況が全く違う。この空港という財産をどう有効活用していくかを考えていく必要がある」と述べ、仙台空港の潜在能力を引き出す必要性を指摘した。 同協会は、観光施設部分について踏み込んだ計画をまとめ、国交省が募集していたPPP震災復興案件として提案書を提出した。名取市にある日本最古の貞山運河沿いに国際観光拠点を形成し、観光センターなどの施設整備をPFI方式で進めると同時に、民間収益施殼としてホテルや温浴施設、水族館、カジノなどによる複合リゾート施設を整備する。名取市が計画している高度医療施設との連携も視野に入れている。 仮にカジノが実現した場合、地域経済に与えるインパクトは大きい。実際、発展著しいシンガポールやマカオは、国際競争力の強化に向けたツールの一つとしてカジノを選んだ。しかし日本では刑法でカジノが禁じられている。政府による新成長戦略の目玉の一つ「総合特区制度」でもカジノは認められず、肩を落とした地方自治体も少なくない。今の日本で真正面からカジノを導入するには、超法規的な措置や合法化という手統きが必要になる。残された道は「震災復興特区」という枠組みの中でカジノを認めるか、あるいは議員連盟が検討中の新法で合法化するかしかない。 |
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■タグ | 建設通信 名取市 北釜地区 名取市東部震災復興の会 仙台空港 仙台エアポートリゾート構想 日本PFI・PPP協会 PPP震災復興案件 カジノ 復興特区 | ||
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