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宮城県震災復興計画 市町村課長会議 農畜産物風評に危機感 放射能対策 要望相次ぐ...

■題 名 宮城県震災復興計画 市町村課長会議 農畜産物風評に危機感 放射能対策 要望相次ぐ
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 宮城県が震災復興計画第2次案を説明する市町村担当課長会議が25日、仙台市で開かれ、34市町村から53人が出席した。福島第1原発事故での放射能対策の強化を求める意見が相次ぎ、県産農畜産物の風評被害拡大に危機感が広がった。
 白石市は「復興計画にあるモニタリング強化だけでは、もはや住民の不安解消に至らない」と指摘。丸森町は「後々大きな問題に発展する。地震や津波とは別建てで、放射能対策を計画に盛り込むべきだ」と要望した。栗原市は「農畜産物の安全証明は復興の中長期的な課題。きちんと方向性を明記してほしい」と迫り、登米市は「畜産の排せつ物を堆肥に使う循環型農業まで崩壊する」と危機感を募らせた。
 石巻市は政府の復興基本方針骨子に対し「高台移転がトーンダウンしている」と批判。142漁港を3分の1に集約する県方針にも「根拠はあるのか」と疑問を呈した。大崎市は「国や県の財政支援が不透明で、復興計画の策定が難航している」と吐露。南三陸町は「復興事業でわずかでも地方負担を求めれば、財政規模の小さな自治体は破綻する」と訴えた。仙台市は「自治体間で復興計画の整合性を取みないと、本当の意味で県土は守れない。県が積極的に関与し、広域調整するべきだ」と強調した。
■タグ 河北新報 宮城県 市町村担当課長会議 福島第1原発事故 放射能対策 風評被害 高台移転 漁港 集約化 財政支援 地方負担
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