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宮古市復興計画策定 地区別青写真難航か 「元の場所」「高台移転」異なる意見交錯...
■題 名 | 宮古市復興計画策定 地区別青写真難航か 「元の場所」「高台移転」異なる意見交錯 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(岩手日報) |
■概要 | . 宮古市が復興計画と共に策定する地区別まちづくり計画が難航しそうだ。計14力所で開催した市民懇談会(6月23日?7月4日)では、元の場所に家を建てたい人や高台移転要望など、地区によっては方向性の異なる声が交錯。市は10月をめどに大枠の復興計画を提示し、年度内に地区別のまちづくり計画を策定する予定。市民が早期提示を求める具体案が見えるまでにはまだ時間がかかりそうだ。 「知りたいのは、どうしたらこの土地に住み続けられるかだ」。赤前地区の市民懇談会で参加者が声を荒らげた。市の説明は、抽象的な復興方針だけで具体的な文言はない。地区ごとの青写真を期待した住民の不満が噴出した。 そもそも、市の復興へのスケジュールや懇談会の開催意図が浸透していなかった。まちづくりの方向性に意見を求めたい行政と、早く具体案を知りたい市民との間に当初から認識のずれがあった。 約250人が集まり、鍬ケ崎小の音楽室で開かれた懇談会。同地区は約700戸が全壊した。仮設住宅や避難所で暮らす住民の意見がまとまることはなかった。「国や県に土地を買い上げてもらって移転したい」「このままお隣さんがいなくなればまちは滅びてしまう」。どの意見にも賛同の拍手が起きた。 市は浸水地域6500世帯へのアンケートで個々の世帯が希望する居住地傾向を把握。分析結果を、25日に発足した住民代表や学識経験者らによる復興計画検討委員会に諮る予定だ。 |
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■タグ | 岩手日報 宮古市 地区別復興まちづくり計画 市民懇談会 赤前地区 鍬ケ崎地区 | ||
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■管理番号 | No.01242 |