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復興支援大学も本腰 ボランティアに単位、文化財修復も...
■題 名 | 復興支援大学も本腰 ボランティアに単位、文化財修復も | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(朝日) |
■概要 | . 全国の大学が、東日本大震災の復興支援に力を入れている。「復興に寄与することは、学生の社会性を養う」として、ボランティア活動に取り組んだ学生に単位を認める動きも出始めた。バスを仕立てて学生ボランティアを被災地に送り込んだり、専門知識を生かして文化財修復など独自の支援活動に力を発揮したりする大学もある。 文部科学省は、被災地などでの学生の活動を「円滑な社会への移行促進の観点から意義がある」と積極的に評価。4月には大学に対し、ボランティアに取り組む学生に単位を与えるなど、活動に参加しやすい環境を整えるよう求める通知を出した。 筑波大は、東日本大震災に関連ずるボランティアに参加した学生に単位を与える授業を新たに設けた。 明治大は、津波被災地や液状化被害が深刻な千葉県浦安市での活動とレポート提出などを組み合わせた授業を始めた。 早稲田大は4月から10回にわたって被災地へのバスツアーを実施し、のべ600人の学生・教職員を送り込んできた。経験を話す場が欲しい学生と、同じ世代の活動ぶりを知りたい学生とを橋渡しする集会も開き、なるべく多くの学生が震災について考える機会を設けている。 公開講座やシンポジウムを通じ、震災や原発に関する研究成果を一般市民に伝える大学も目立つ。東洋大は教員に対し、地震や放射能などの研究成果を積極的に発信するよう指示。大学本部が4?6月に計5日間実施したシンポには、1800人が訪れたという。 自らの学問の特徴を生かす大学も多い。文化財保存修復研究センターがある東北芸術工科大は、美術史・文化財保存修復学科の学生らが津波で泥や水につかった書物や彫刻の修復に取り組んでいる。書物だけで宮城、岩手両県から4千冊が運び込まれ、これまでに900冊余りの処置を終えた。 |
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■タグ | 朝日 文部科学省 学生ボランティア 単位認定 筑波大学 明治大学 早稲田大学 東洋大学 東北芸術工科大学 文化化財保存修復研究センター | ||
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■管理番号 | No.01301 |