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仙台塩釜港復旧・復興方針案を提示 1周7.8キロ防潮堤で防護 概ね2年で本格復旧...

■題 名 仙台塩釜港復旧・復興方針案を提示 1周7.8キロ防潮堤で防護 概ね2年で本格復旧
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報、建設工業、建設産業、建設通信)
■概要 ■仙台港1周7.8キロ防潮壁 復興会議方針集約 高さ1〜2メートルを想定 @河北新報(2011.8.9)
 宮城県は8日、県庁で仙台塩釜港復興会議の最終会合を開き、同港の復旧・復興方針をまとめた。
 仙台港では港湾一帯に総延長約7.8キロの防潮壁を新設し、岸壁機能の保護とともに製油所や工業地帯、港背後地の市街地を津波から守る計画を打ち出した。防潮壁は港湾道路に沿うように、仙台港の12埠頭全体を1周する形で整備する。新たな防護ラインと位置付け、高さは1〜2メートル程度を想定している。
 塩釜港は、港湾部分と市街地の距離が近く、防潮堤など多重防護施設の新設が難しいことから、既存の防潮堤(高さ3.6メートル)の再整備で対応。地盤沈下などで低くなった部分をかさ上げする。
 仙台塩釜港復興会議は宮城県と同港の周辺自治体、港の利用企業でつくる仙台国際貿易港整備利用促進協議会などで構成。今回まとめた復旧・復興方針は、新年度予算編成などに反映させる。

■仙台塩釜港復興会議が方針 仙台港区、防潮堤で防護 高砂は12年度完全復旧 @建設工業(2011.8.9)
 仙台塩釜港の復旧・復興のあり方を関係者で調整する仙台塩釜港復興会議は8日、第3回会合を仙台市の宮城県庁舎で開き、復旧・復興方針を固めた。仙台港区高砂コンテナターミナルを12年度末までに完全復旧させる。
 同方針は、東北の経済を立て直すため早期復旧の必要性を強調。被災した港湾施設は、おおむね2年をめどに港湾機能の本格復旧を目指す。
 数十年から百数十年の確率で発生するレベル1津波に対し、仙台港区を防潮堤で囲み後背地も含め防護する計画。塩釜港区は既設の防潮堤で防護可能とした。

■仙台塩釜港復興会議 概ね2年で本格復旧 仙台港区防潮壁新設 3次補正に94億円計上へ @建設産業(2011.8.9)
 仙台塩釜港復興会議が8日、宮城県庁で開かれ、東日本大震災で甚大な被害を受けた仙台塩釜港の復旧・復興スケジュール方針をまとめた。被災した港湾施設は、概ね2年をメドに港湾機能の本格復旧を図り、高松埠頭は12年6月まで完全復旧をめざすとともに、高砂1号は同年1月の完成を予定。国際海上コンテナ船が利用する高砂2号は、10月まで全岸壁L330メートルのうち180メートルを復旧させ、就航を可能とさせ、供用を図りながら12年度末の完全復旧を予定する。
 仙台港区においては、浸水被害を早急に防ぐため、約L7800メートルの防潮壁を新設。県では国の第3次補正予算案に設置に伴う事業費として約94億円を計上する見通しで、塩釜港区については、多重防護の対応が困難な区域については、現在の防潮堤を1?2メートル程度嵩上げする方針を示した。

■仙台塩釜港復旧・復興方針案を提示 がれき使い埠頭埋立 @建設通信(2011.8.10)
 宮城県などは8日、県庁で第3回仙台塩釜港復興会議を開き、東日本大震災で被災した仙台、塩釜両港区の復旧スケジュールなどを盛り込んだ「仙台塩釜港復旧・復興方針?産業・物流復興プラン」(案)を示した。出席者からの意見を反映させた上で近く、県などのホームページで公表する予定だ。
 方針の柱には、1)経済活動を支える港湾施設の早期かつ適切な復旧 2)まちづくりと一体となった津波防災対策の強化 3)将来ビジョンと地域の復興に貢献する港湾整備--の3項目を据えた。
 津波防災対策の強化では、発生頻度の高い津波による浸水被害を防ぐため、仙台港区への防潮堤の新設とともに、塩釜港区の防潮堤の嵩上げ対策の検討を行うとしている。また、将来ビジョンの中では、津波により発生したがれき(コンクリート殼)の最終処分地として、埋立が計画されている新高松埠頭への受け入れについて検討。災害復旧および今後の港湾改修工事で発生する浚渫土砂についても、地盤沈下対策への活用を考える。
■タグ 河北新報 建設工業 建設産業 建設通信 宮城県 仙台港 塩釜港 仙台塩釜港 仙台塩釜港復興会議 防潮堤 地盤沈下 多重防御 地盤かさ上げ
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