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相馬市に太陽光発電所 新地町は除染プラント 福島3市町が復興計画素案...

■題 名 相馬市に太陽光発電所 新地町は除染プラント 福島3市町が復興計画素案
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 福島県沿岸地域のうち、県北部の相馬市、南相馬市、新地町の3市町の復興計画素案がそれぞれ明らかになった。いずれも海沿いの地域を産業エリアに、高台を住宅エリアとして「職住分離」を図るほか、原発事故を受けて、相馬市では太陽光発電設備の建設、新地町は低レベル放射性物質の除染プラント設置を検討している。3市町は、必要な財源の確保を図りながら、素案をもとに復興計画を年内にまとめる。

 相馬市は、津波で浸水した地域に太陽光発電を行うソーラーシステムを設置する構想を盛り込んだ。雇用創出を図るため、水産加工場の誘致に向けて税制優遇措置が伴う復興特区創設を検討しているほか、大規模農業生産法人を設立し、大規模農業に取り組む構想が
ある。職住分離では、沿岸部を建築基準法で定める「災害危険区域」としで新たな住宅建築を制限する条例をすでに制定している。
 南相馬市も同様に、沿岸部の約20地区(約1200世帯)を災害危険区域に指定、域内の住民には集団移転を促す方針。
 新地町は、浸水した農地に除染プラントを建設。民間の研究機関と連携して、がれきなどの放射線量の低減を図る構想を打ち出した。また、太陽光発電パネルの設置や、海上に潮力を利用した発電プラントの設置も検討。津波対策では、防潮林を整備するほか、JR常磐線と県道などを利用して「二線堤」を整備する構想もある。
■タグ 読売 福島県 相馬市 南相馬市 新地町 復興計画 職住分離 太陽光発電 ソーラーシステム 低レベル放射性物質 除染プラント 復興特区 農業生産法人 大規模農業 建築基準法 災害危険区域 防潮林 常磐線 二線堤
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