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名取・閖上地区 復興計画居住区域 現地再建か集団移転か 住民割れる...

■題 名 名取・閖上地区 復興計画居住区域 現地再建か集団移転か 住民割れる
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 東日本大震災で多くの犠牲者を出した名取市閖上地区の復興計画案の居住区域をめぐり、区画整理による現地再建と津波の浸水域を避ける集団移転とに、地区住民の意見が割れている。市の諮問機関は議論のたたき台として現地再建型のプランを提示したが、住民の津波浸水域への拒否反応もあり、着地点は見えてこない。
 閖上地区の住民組織「どうする閖上」(伊藤喜光会長)は、居住区域を海から約2キロの県道塩釜亘理線の西側にする案を市に提出した。「子どもの安全を最優先」(伊藤会長)し、浸水しなかった仙台東部道路西側に学校を配する集団移転型だ。
 これに対し、「所有地の資産価値を落とさない手法が大切」と主張するのは、別の閖上の住民組織「閖上復興・まちづくりを考える会」(今野義正代表)。同会は、県道より東にコンクリート製の人工地盤を造る現地再建型の案を示している。
 復興計画を検討する市の諮問機関、新たな未来会議の作業部会も、現地再建型のプラン3案を7月上旬に提示した。その一つが、貞山堀から西を居住区域として盛り土で3メートルかさ上げし、津波に耐えうる舟形の台地を土地区画整理で整備する案。ただ、委員の中には「実際に津波を見た人たちは、津波が来る場所に拒否反応がある」と根強い反対意見もあり、未来会議の結論は出ていない。
■タグ 河北新報 名取市 閖上地区 現地再建 人工地盤 集団移転 県道塩釜亘理線 仙台東部道路 名取市新たな未来会議 地盤かさ上げ 土地区画整理事業
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