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特区構想反対変わらず 生産手段復旧、準備急ぐ 宮城県漁協菊地仲悦・新会長...

■題 名 特区構想反対変わらず 生産手段復旧、準備急ぐ 宮城県漁協菊地仲悦・新会長
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 7月27日に宮城県漁協会長に就任した菊地伸悦氏は、河北新報社のインタビューに答え、東日本大震災で壊滅司な被害を受けた水産業の復興に向けて「失われた生産手段を取り戻さなければならない」と話した。水産業復興特区には「浜が混乱する」と反対姿勢を明確にした。

(厳しい時期に就任したが?)
 過去の役職とは比べようもないが、そういうところに行く運命なのかもしれない。県漁協の経営立て直しより、失われた生産手段を取り戻さなければならない。
(復興支援のスピードが遅いという不満が組合員から上がっているが?)
 支援の遅れは国の政策の遅れが最大の要因。予算の裏付けがないまま、組合員に支援策を示すわけにはいかないことも理解してほしい。
(「水産業復興特区」に反対する姿勢に変わりはないか?)
 村井知事も良かれと思って特区構想を出したとは思うが、特区を使えば浜は混乱する。5年、10年後ならまだしも、震災直後に持ち出すべき話ではない。
(特区によらない形での民間資本の参加は容認するのか?)
 大企業などに門戸を広げることへの警戒感が浜には根強い。経営に参画しない一ロファンドなどの形なら大いに歓迎したい」
(漁業者の減少を補うためにも、民間企業の力が必要だとの声も根強いが?)
 脱落する組合員を一人でも減らすのが漁協の役割だ。後継者が多く、もっと広い漁場を必要としている浜も少なくない。若い漁業者や女性の意見を漁協運営に反映させていくことも、今後は必要だと思っている。
■タグ 河北新報 インタビュー 宮城県漁協 菊地伸悦 水産業復興特区
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