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被災地の首長切々・・・「3次補正早く」
■題 名 | 被災地の首長切々・・・「3次補正早く」 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(河北新報) |
■概要 | . 東北3県の被災地の首長は29日、民主党新代表に決まった野田佳彦財務相に対し、政局の混迷に終止符を打ち、第3次補正予算の早期編成など復興への取り組みを急ぐよう求めた。 震災後5ヵ月以上町長が不在だった岩手県大槌町。28日の町長選で初当選した碇川豊町長は「大槌で国会の震災特別委員会を開くなど被災地に寄り添った政治をしてほしい」と期待を込めた。井口経明岩沼市長は「新代表を決めたからには、政府与党一体で震災対策に全力を尽くすべきだ」と内向きの党内抗争を戒めた。 福島県内の首長は福島第1原発事故からの一刻も早い復興を願った。桜井勝延南相馬市長は「原発事故と大津波からの復興に国が全面的な責任を持って当たるべきだ」と強調した。飯舘村の菅野典雄村長も「国は除染についての考え方が甘い」と力説した。 財政規律を重んじ、増税路線を取る野田氏の政治姿勢に対する警戒感もうかがえた。戸羽太陸前高田市長は「財務省の考えは被災地にとって厳しいものがある。視点を変え復興を進めてほしい」と訴えた。奥山恵美子仙台市長は「喫緊のものは国債で対応し、長期的な社会福祉と併せた増税はしっかり議論していくという二段階の対応が必要」と話した。 多くの首長は、国の第3次補正予算の早期成立を求めている。菅原茂気仙沼市長は「被災地対策が第一という言葉通りの政策遂行を期待する」と指摘。「与野党の垣根を越え対応すべきだ」(亀山紘石巻市長)、「スピード感と決断力を持って実行して」(阿部秀保東松島市長)などの注文も相次いだ。 |
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■タグ | 河北新報 民主党 野田佳彦 財務相 第3次補正予算 | ||
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