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宮城県沿岸域現地連絡会議 宮城県内の海岸堤防19力所 「頻度高い津波」の水位設定...

■題 名 宮城県沿岸域現地連絡会議 宮城県内の海岸堤防19力所 「頻度高い津波」の水位設定
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報、建設工業、建設通信、建設産業)
■概要 ■海岸19分割堤防整備 宮城県 津波10メートル想定で設計 @河北新報(2011.8.26)
 宮城県は25日、津波で壊滅的な被害を受けた県内沿岸部の海岸堤防の復旧に向けた基本方針を明らかにした。再整備する海岸線を19力所に分割。設計の基になる想定津波高は、最大で約10メートルに設定した。県は9月初旬までに堤防の高さを決める方針。
 19ヵ所は、湾の形や山の迫り方などを考慮し「地域海岸」として設定。唐桑半島から雄勝湾までの三陸南沿岸を10力所、女川湾から仙台湾南部海岸までの仙台湾沿岸を9ヵ所に分けた。

■「頻度高い津波」の水位設定 宮城県沿岸域現地連絡会議 海岸堤防復旧で方針 @建設工業(2011.8.29)
 宮城県、仙台市、国土交通省、農林水産省など8機関による宮城県沿岸域現地連絡調整会議(第6回)が25日開かれ、宮城県沿岸における被災海岸堤防の復旧について、基本的な考え方を確認した。沿岸被災地15市町も参加した。
 東北地方整備局から海岸堤防の高さを算出する「設計津波の水位設定」が説明された。海岸堤防建設のために想定する津波は、過去の津波痕跡や高さの記録、発生の可能性が高い地震等の津波シミュレーションに基づき、数十年から百数十年の頻度で発生している「頻度の高い津波」を対象とし、設計津波の水位を設定する。
 具体的な堤防高さは、頻度の高い津波が堤防に当たって「せりあがり」を起こすピーク(および基準面との水位差)を設計津波の水位とし、それを前提に海岸の利用や景観、経済性、維持管理の容易性を総合的に考慮して設定する方針。

■津波高19力所設定 宮城県内の海岸堤防 東北整備局ら @建設通信(2011.8.29)
 東日本大震災で被災した宮城県内の海岸堤防の復旧方策を国と地方自治体が協議する宮城県沿岸域現地連絡調整会議が25日開かれ、海岸堤防の復旧に向けた基本的な考え方が示された。
 海岸堤防を建設する上で想定する設計津波水位は、国の基準に基づき数十年から百数十年の頻度で発生している「頻度の高い津波への対応」とし、東日本大震災のような最大クラスの津波には「住民避難を柱とする総合的防災対策で対処する」とした。
 宮城県内では仙台湾以南の直轄2ヵ所を含む19力所に分けて津波高を設定する。海岸堤防高さの設定に当たっては、堤防による津波の「せり上がり」を考慮し、設計津波の水位よりも1?2メートル程度高くする方針だ。

■県内19地域海岸を復旧 9月上旬に堤防高提示へ 東北整備局ら宮城沿岸域連絡調整会議 @建設産業(2011.8.29)
東日本大震災で被害を受けた海岸堤防の復旧に向け、東北地方整備局と東北農政局、東北森林管理局ら国の出先機関と宮城県、沿岸15市町の河川担当者による宮城県沿岸域現地連絡調整会議が25日、仙台合同庁舎で開かれた。
 過去の津波の痕跡を踏まえ、数十年から百数十年単位で発生する頻度の高い津波に対して、海岸堤防の高さを設定するとともに、堤防近辺のせり上がりを考慮した設計津波の水位と高潮を想定した堤防高を基本とする考え方で合意。所管省庁間や隣接海岸間で整合性を確保しながら、海岸利用、景観、経済性、維持管理の側面から総合的に堤防高を設定し、9月上旬をメドに、宮城県内19の地域海岸の堤防高を沿岸市町に提示する。
 堤防高と併せて、河ロ部における河川・海岸堤防の復旧にあたっては、地域の実情を考慮したうえで、水門方式と堤防方式の検討を行うこととしている。
■タグ 河北新報 建設工業 建設通信 建設産業 宮城県沿岸域現地連絡会議 海岸堤防 東北地方整備局 津波シミュレーション 堤防高 設計津波 水位
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