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岩手県津波防災技術専門委 防潮堤など整備協議 宮古市田老地区に非居住地域設定...

■題 名 岩手県津波防災技術専門委 防潮堤など整備協議 宮古市田老地区に非居住地域設定
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報、河北新報、建設工業)
■概要 ■田老 居住区山側に限定も 県津波防災技術専門委 防潮堤など整備協議 @岩手日報(2011.9.6)
 県津波防災技術専門委員会の第6回会合は5日、盛岡市内で開かれ、県内6地区の海岸の防潮堤など海岸保全施設の整備方針を協議した。田老、宮古、山田、種市(洋野町)、普代、田野畑の6地区の海岸の整備について協議した。
 田老地区について、宮古市が基本的な考え方として、居住地域は第2防潮堤より山側とすることを説明。海側の第1防潮堤との間の地域は非居住地域として指定し、住民の移転を含めたまちづくりを進める方向を示した。
 宮古、山田両地区は過去2番目の高さに相当する明治三陸津波(1896年)を防ぐ施設規模が妥当と提言した。
 田野畑地区は、倒壊した堤防を従来の計画通りの高さに再建した上で、背後に第2堤防を新たに整備することが妥当とした。

■宮古・田老巨大防潮堤間の地域「内陸移転望ましい」 専門委提言 @河北新報(2011.9.6)
 岩手県の東日本大震災津波復興委員会の専門部会、津波防災技術専門委員会は5日、盛岡市で会合を開き、宮古市田老地区で二つの巨大防潮堤に挟まれた地域の住宅について、内陸への移転が望ましいとの考え方を示した。県内で具体的な地域名を挙げて、高台移転について言及したのは田老地区が初めて。
 専門委は市の意向を踏まえ、「居住地域は、陸側の防潮堤より内陸が望ましい」と提言。今後の防潮堤の整備目標については「さらに検討が必要」として具体的な内容を示さなかった。
 このほか田野畑村については現在の防潮堤に加え、新たな防潮堤を整備することが望ましいと指摘。被害が少なかった洋野町と普代村の防潮堤は現状のままとする整備目標を初めて示した。

■岩手県津波防災技術専門委 防潮堤高さ月内決定 田老地区に非居住地域設定 @建設工業(2011.9.7)
 岩手県は5日、県津波防災技術専門委員会の第6回会合を盛岡市の県民会館で開き、県内の海岸を24の地域に区分し津波対策施設の高さを設定することを確認した。田老地区海岸(宮古市)など6地区の津波対策施設の整備目標についても議論した。
 田老地区海岸は、宮古市の意向を踏まえ、X型に配置される二つの防潮堤に挟まれたエリアを非居住地域とする方向性を提示した。
 宮古地区海岸(宮古市)、山田地区海岸(山田町)は、明治三陸津波の規模の津波から後背地を守る高さで津波対策施設を整備する方針を固めた。種市地区海岸(洋野町)、普代地区海岸(普代村)は、東日本大震災の津波では現施設で最小限の被害にとどめることができたことから、現在ある防潮堤を維持管理していくこととした。
 田野畑地区海岸(田野畑村)は、陸側での築堤を行うなど2線堤の整備を検討することを決めた。
■タグ 岩手日報 河北新報 建設工業 岩手県 岩手県津波防災技術専門委員会 防潮堤 高台移転 宮古市 田老地区 非居住地域 山田町 明治三陸津波 田野畑村 洋野町 種市地区 普代村 第2線堤・第2堤防
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