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早期計画策定を最重視 大槌町民面談調査 54%、出遅れに不安 土地、雇用確保も切実...

■題 名 早期計画策定を最重視 大槌町民面談調査 54%、出遅れに不安 土地、雇用確保も切実
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報)
■概要 . 28日投開票が行われた大槌町長選で岩手日報社が有権者に行った直接面談調査で、復興政策のうち復興計画の早期策定を最も重視するとの回答が約54%に上った。調査は23、24の両日、有権者251人に対し本社記者が直接面談で行った。最も重視する復興政策として8項目から一つを選んでもらった。
 「復興計画の早期決定」を選んだのは135人で全体の53.8%。有権者は「他市町村に取り残される。復興の出発点にさえ立っていない」と危ぶみ、新町長には「地域のしがらみにとらわれず、早く示してほしい」と求める。
 次いで「宅地や商業地の確保」の50人(19.9%)、「雇用の確保」の30人(12%)が続いた。「元の土地に家を建てられるか、高台移転しかないのか見えないと身動きが取れない」「早く仮設後の自立の見通しを立てたい」と切実だ。関連して「漁船や養殖施設の確保」を7人(2.8%)、「二重ローンの解消」を4人(1.6%)が選んだ。
 津波で全壊した「県立大槌病院の再建」は14人(5.6%)。仮設診療所が開所したが、60歳以上や子育て世代は本復旧を心待ちにする。
 「防潮堤の整備」は8人(3.2%)、「その他」の3人(1.2%)は教育現場の安全確保や企業誘致などを挙げた。
■タグ 岩手日報 大槌町 町民面談調査
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