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【ここが聞きたい】防災訓練で廃棄物対策を  京都大学特定准教授 平山修久さん...

■題 名 【ここが聞きたい】防災訓練で廃棄物対策を  京都大学特定准教授 平山修久さん
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 (災害廃棄物の処理が進まない原因は?)
・市町村が活用しやすい指針などの整備が不十分だったことが原因。日本では阪神大震災を受けて1998年、旧厚生省が「震災廃棄物対策指針」を作成しましたが、一度も改訂されていません。国はあらゆる災害に対応できる災害廃棄物対策の指針を早急に作るべきです。

(災害廃棄物を復旧・復興事業に活用する方法は?)
・阪神大震災の廃棄物リサイクル率は約50%。まず、リサイクル率の目標値やどの復興事業にどの廃棄物を活用するかなどの計画づくりが必要です。阪神の際は、コンクリートがらが土地造成用材などに活用されました。私の試算では、重量ベースで今回発生した廃棄物の約6割弱がコンクリートがら。港湾の基礎材への使用が一つの活用法になるのではないでしょうか。

(今回の大震災で学べることは?)
・我が国の自治体では、毎年、大規模な防災訓練を行っていますが、大量の廃棄物が発生した際の仮置き場の確保や、トラックなどの運搬車両の動線、重機調達などについては検討が不十分です。廃棄物の担当部局を中心に、防災部局等と連携して、事前に災害廃棄物対策について備えておく必要があります。
■タグ 読売 ここが聞きたい インタビュー 平山修久 災害廃棄物 阪神大震災 震災廃棄物対策指針 リサイクル率 復興事業 コンクリートがら 防災訓練 仮置き場 トラック 運搬車両 重機調達
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■管理番号 No.00182


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