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釜石・湾口防波堤の修復効果試算 津波被害大幅抑制 土木学会特定委報告...

■題 名 釜石・湾口防波堤の修復効果試算 津波被害大幅抑制 土木学会特定委報告
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 東日本大震災の津波について調べている土木学会津波特定テーマ委員会(委員長・今村文彦東北大教授)の報告会が14日、東京で開かれた。震災で破損した釜石港の湾口防波堤を修復すると、大津波が再来しても被害を4分の1程度に減らせることが報告された。
 釜石港の湾口防波堤は大津波で倒壊したが防波堤があったことで、津波の高さを13.7メートルから8.1メートルに引き下げたほか、遡上高を20.2メートルから10.0メートルに抑え、市街地への浸水を約6分遅延させる効果があったとされる。
 港湾空港技術研究所の有川太郎上席研究官は、1896年の明治三陸大津波(波高約5メートル)を想定して被害を試算した。湾口防波堤を修復せず、海岸の防潮堤だけの場合、浸水面積が267ヘクタール、被害額は1178億円と予測。防波堤を復旧した場合は、それぞれ73ヘクタール、322億円に抑えられるという。
■タグ 河北新報 土木学会 津波特定テーマ委員会 釜石港 湾口防波堤 修復効果 港湾空港技術研究所 有川太郎 明治三陸大津波 浸水面積 被害額
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