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「行政判断待てない」 復興計画前に家屋補修 亘理町...

■題 名 「行政判断待てない」 復興計画前に家屋補修 亘理町
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(毎日)
■概要 . 津波浸水地域で、一部の住民が自力で家を補修して再び住み始めている。防潮堤の再建はまだで危険もあるが「行政の判断を待っていられない」としびれを切らした形だ。建築制限や集団移転の対象になれば補修があだになりかねず、復興計画の早急な提示が求められている。
 亘理町荒浜地区。木造2階建ての自宅に8月下旬に戻り、妻と2人で住み始めた元国家公務員の鈴木さん。浸水地域を巡り、隣の山元町など県内6市町は新築や増改築を制限・禁止したが亘理町は制限をかけていない。ただ町の復興計画が策定中で、水道や電気も完全に復旧しておらず、実際に戻った住民は少ない。
 鈴木さん方は「全壊」と認定されたが、2階や土台は残った。補修費を補助する国の被災者向け制度に申し込み、6月に着工。費用約700万円のうち約500万円は、複数の補助金に加え保険見舞金や義援金を充てた。鈴木さんは「避難生活が長引くほど出費はかさむ。(自宅を補修して住むのが)駄目と言われれば従うが、町は何の方針も示していない」と話す。
■タグ 毎日 亘理町 津波浸水地域 家屋補修
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