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【東日本大震災インタビュー】青山佾 明治大教授 復興は地元主導で進めよ...

■題 名 【東日本大震災インタビュー】青山佾 明治大教授 復興は地元主導で進めよ
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(建設工業)
■概要 政府に限らず、自治体や企業、市民のすべてが自らの役割についての整理ができていないのではないか。明治大公共政策大学院教授で元東京都副知事の青山佾氏は、東日本大震災後の現状をこう分析する。

・これだけ広範囲の災害になると、集落ごとに被害の程度も違う。歴史も風土も産業も違うだろう。そうした前提に立つと地域主体の復興であるべきだ。
・上からメニューを押し付けるのではなく、住民が決めたことを政府がバックアップするという姿勢を見せることが大事なのではないか。高台に移転するとか、別の場所に移住するというのは住民が決めることだ。集落単位でどうすべきかを決めるのが基本だろうし、その方が早く決まるはずだ。
・震度5強の地震であっても首都圏でこれだけの被害があったことを自覚しなければならない。個別の課題としては液状化被害が深刻だった。国には期待できないので、首都圏サミットなどの場でしっかりと対策を議論してほしい。
・津波対策としては、高さ4メートルの津波を想定している防潮堤でいいのかどうか。270万人の都民が住むゼロメートル地帯の安全を守る水門の耐震補強なども再検討すべき課題だ。
・木造住宅密集地帯の整備も急ぐべき課題だ。消防車が入れない道路がかなりある。さらに2018年には24万5000戸になる築40年以上のマンションの建て替え対策も考えなければいけない。特に自力で建て替えができない郊外のマンションの建て替えをどう進めていくのか。
■タグ 建設工業 東日本大震災インタビュー インタビュー 青山佾
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■管理番号 No.00199


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