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岩手県沿岸における海岸堤防高さの設定について
■題 名 | 岩手県沿岸における海岸堤防高さの設定について | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 地方自治体(岩手県) |
■概要 | 岩手県沿岸における海岸堤防高さの設定について 2011年09月26日 県土整備部河川課 岩手県では、津波対策を検討するにあたり「岩手県津波防災技術専門委員会」(委員長:堺茂樹岩手大学工学部長)を設置し、津波対策の方向性、津波対策施設の整備目標、防災型の都市・地域づくりについて検討を進めるとともに、市町村との意見交換や国との協議を進めているところです。 海岸堤防等の復旧を進めるにあたっては、岩手県沿岸を24の地域海岸に区分し、地域海岸毎の堤防高さを検討することとしており、この旅、広田湾等10地域海岸における堤防高さを設定しましたので、お知らせします。 また、残りの14地域海岸についても、市町村との意見交換や国との協議を進めており、早期に堤防高の設定をすることとしています。 なお、今般堤防高さを設定した海岸堤防の災害査定は、今週から実施されます。 -------------------- 【関連記事】 ■新防潮堤 最大15.5メートル 沿岸10地域県整備計画 震災の津波下回る @岩手日報(2011.9.27) 県は26日、東日本大震災の津波で被害を受けた本県沿岸部のうち、陸前高田市の広田湾や大槌町の大槌湾など10地域の新たな防潮堤の高さを公表した。全地域でこれまでの防潮堤以上となる最大9.7?15.5メートルで整備するが、洋野・久慈北海岸を除いて、今回の震災の津波の高さよりは低い設定となった。県は早いところは年度内に整備に着手、5年程度での再建・復旧を見込む。 同日公表したのは ▽洋野・久慈北海岸(洋野町平内地区、久慈市侍浜地区など) ▽野田湾(野田村野田地区など) ▽普代海岸(普代村宇留部地区など) ▽田野畑海岸(田野畑村島越地区など) ▽岩泉海岸(岩泉町小本地区など) ▽宮古湾(宮古市宮古港地区など) ▽山田湾(山田町山田地区など) ▽大槌湾(大槌町大槌地区など) ▽越喜来湾(大船渡市越喜来地区など) ▽広田湾(陸前高田市高田地区) の10地域。 ◇新防潮堤県計画 復興計画再考も 一定理解示す自治体 県が26日公表した沿岸部に新たに整備する防潮堤の高さについて、津波で大きな被害を受けた市町村の多くは復興計画策定の前提となる整備目標の提示に一定の理解を示した。一方、「今回並みの津波が来たら」との懸念から、もっと高い防潮堤を要望していた市町村は計画の再検討を迫られ、歯がゆさをにじませる首長もいた。 ■岩手沿岸防潮堤 最大15.5メートルに 県整備目標 100年に1度津波想定 @河北新報(2011.9.27) 岩手県は26日、東日本大震災で被害を受けた防潮堤のうち、広田湾(陸前高田市)など10地域を対象に、新たな整備目標の高さを発表した。高さは15.5?9.7メートルで、現行の防潮堤と同じかそれ以上に設定した。今回の津波痕跡高を超える防潮堤はなく、「多重防災」で対応する方針。 500年から1000年の頻度とされる今回の津波痕跡高は20メートルを超えた地域もあるが、県河川課は「整備費、維持管理費を考えると防潮堤は15メートル程度が限界」と説明。「避難路の整備や土地のかさ上げなどで補いながり、まちづくりを検討 する必要がある」と話した。 |
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■タグ | 岩手県 岩手県津波防災技術専門委員会 海岸堤防 防潮堤 堤防高 整備目標 岩手日報 河北新報 | ||
■関連URL | http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?nd=819&of=1&ik=3&pnp=17&pnp=66&pnp=782&pnp=819&cd=34806 | ||
■添付ファイル |
記者発表 岩手県沿岸における海岸堤防高さの設定について(第1回)2011.9.26 | ||
■管理番号 | No.02063 |