東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

漁業特区宮城知事が譲歩 漁協に配慮導入「検討課題」...

■題 名 漁業特区宮城知事が譲歩 漁協に配慮導入「検討課題」
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(朝日)
■概要 . 宮城県の村井嘉浩知事が打ち上げた「水産業復興特区」の構想を、当の知事がトーンダウンさせている。政府の復興特区には盛り込まれる方向になったが、県は復興計画案で「検討課題」にとどめ、導入時期も2013年度以降とした。
 村井知事は5月、政府の復興構想会議で特区を提案。漁協に優先的に与えられてきた漁業権について、地元漁業者と手を組んだ民間企業も同列に扱い、東日本大震災からの復興と競争力強化を目指す狙いだ。漁協の猛反発を受けながらも、トップダウンを貫く知事。そんな印象が強かった。
 しかし、県は8月末、復興計画案で特区を「検討課題」にとどめ、「今後取り組む事業」には格上げしなかった。「次期漁業権切り替え(13年度)まで検討」との表現も加えた。導入するにしても13年度以降という意味だ。
 県議選を11月13日に控え、村井県政を支えてきた最大会派の自民党・県民会議に特区に慎重な意見が広がっている。沿岸部の議員にとって漁協は有力な支持基盤。導入時期を明記した理由について、村井知事は「急に変えると混乱が生じる」と説明。一方で「棚上げしたわけではない。2年かけてやることにしたので、進み方、スピードがゆっくりになった」と強調する。
■タグ 朝日 村井嘉浩 水産業復興特区
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.02246


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |