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高台移転か現在地か 住民と行政にずれ  いわき...

■題 名 高台移転か現在地か 住民と行政にずれ  いわき
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(福島民報)
■概要 . いわき市が沿岸部住民に示している復興イメージは、基本的に現在の地区での復興を想定している。市の沿岸部住民への意向調査で全体の約56%が市の復興イメージに賛成した。しかし、津波被害が甚大だった薄磯地区は約40%、豊間地区は約50%だった。津波被害を受けた場所にもう一度住むことに抵抗感を持っている住民も多い。一方、津波で流されずに残った一軒家を片付けていた薄磯地区の40代男性は、「ここにいるしかない。移転すると金銭面でも大変だ」と胸の内を明かす。
 いわき市都市計画課は復興イメージが全ての沿岸住民に受け入れられない理由について、「防災緑地の効果や堤防の具体的な高さなどが分からず、不安視している点もあるのでは」と推測する。堤防の高さは県の計画によるため、現状では具体的な数値が示せない。
 さらに、いわき市の沿岸が約60キロに及んでいることも合意形成を遅らせている。各地区での住民に対する説明会は29日までに32回を数えた。対象地区が多く、それぞれの地域性が少しずつ異なるという難しさもある。
■タグ 福島民報 いわき市 薄磯地区 豊間地区 高台移転
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■管理番号 No.02250


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