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【論説】 復興予算提案へ 彫りの深い論戦を期待...

■題 名 【論説】 復興予算提案へ 彫りの深い論戦を期待
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報)
■概要 . 本格復興に向けた政府の本年度第3次補正予算案が閣議決定され、今月28日に国会に
提出される。焦点は、もはや財源論に絞られた感があるが、はたして「復興の理念」といった柱の部分は大丈夫なのだろうか。
 政府が目指す「復興」は、ツケを次世代に先送りしないという財源確保の基本方針や「減災」の考え方を含め、復興構想会議会議の提言を土台としている。提言に盛り込まれた理念を具体的施策によって方向付けるのは政治の役割だ。地域主体の復興が理想とはいえ、個々の生活再建が喫緊の課題となっている被災者に、地域や国の未来まで見通せというのは酷な相談だ。
 もはや大幅な経済成長は望めない状況で、今後の復興は「成熟した先進国家」として国力を安定させるものでなければなるまい。国会論戦では、財源論にとどまらず、国家の大計にかかわる彫りの深い議論を与野党に期待する。
■タグ 岩手日報 論説 第3次補正予算 復興財源 復興の理念
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■管理番号 No.02320


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