東日本大震災復興計画情報ポータルサイト(特設サイト)

14兆7000億円超・・・被災3県、積み上がる銀行預金 復興計画遅れ 資金が塩漬け...

■題 名 14兆7000億円超・・・被災3県、積み上がる銀行預金 復興計画遅れ 資金が塩漬け
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(産経)
■概要 . 東日本大震災以降、東北地方の地域金融機関で預金残高の急激な増加が続いている。岩手、営城、福島の被災3県の地方銀行、第二地方銀行の預金残高は8月末時点の合計で、3月末比約11%増の14兆7千億円超に膨れあがった。被災者に支払われた多額の保険金が銀行の預金口座に振り込まれたが、復興計画の遅れから貴重な資金が活用できず塩漬けとなっている。
 預金の増加分は、震災で被災者に支払われた保険金が大部分。振り込まれた資金は本来、家屋や店舗の再建に使われるはずだが、復興計画が遅れ資金を活用できず、銀行内に滞留している。地元企業についても「高齢化などの問題もあり、地域の事業者の再建意欲は低下してきている」(商工組合関係者)。
 銀行にとっても積み上がった預金が重荷になりつつある。地銀などは復興需要の拡大に備え、いつでも現金化できるよう日銀の当座預金などに預け、運用益が期待できる債券や株式には回しにくい。そのうえ預金が増えると、預金残高に応じて一定の保険料を預金保険機構に支払わなければならない。運用益よりも預金者への利息や経費が上回る「逆ざやになりかねない」(宮城県内の金融機関)との声も聞かれた。
■タグ 産経 金融機関 預金 保険金
■関連URL
■添付ファイル
■管理番号 No.02360


PAGETOP
| お問合せ・所在地 | サイトマップ | 電子パンフレット | リンク・著作権 | 個人情報保護方針 |