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【論説】 三陸道ルート決定 復興まちづくりの礎に...

■題 名 【論説】 三陸道ルート決定 復興まちづくりの礎に
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報)
■概要 . 国土交通省は、10年以内の全線開通を目指す本県の三陸縦貫自動車道など沿岸部を走る3路線と、東北横断自動車道釜石秋田線の花巻-釜石間について、事業未着手区間の確定ルートとインターチェンジ(IC)の設置場所を決定した。復興に向けたまちづくりでは、高台への集団移転や、万一の場合の避難路の確保など住民の命と暮らしを守る具体策が重要な課題になる。ルートとICの位置決定で、新しいまちづくりを目指す被災各地区の計画具体化が加速するよう期待したい。
 国交省の計画では、沿岸3路線の未着手区間では新規格を採用。県内のICは17力所で、そのうち南北の両路線に出入りできるフル規格は4ヵ所に設置。北か南の一方にだけ出入りできるICを13力所に設ける。野田村は、フル規格のICが設置される周辺への住民の移転を検討。将来的にはこのエリアが市街地となることも視野に入れて復興計画の策定を目指している。
 財政事情に配慮しつつ、高速道路の機能を強化する方式は、東海・東南海・南海地震などに備える全国の高速道路整備にも参考になるだろう。可能な限り建設計画を前倒しし、被災地の復興と、住民の命と生活を支える大動脈として機能させてほしい。
■タグ 岩手日報 論説 三陸自動車道 三陸北縦貫道路 八戸・久慈自動車道 東北横断自動車道釜石秋田線 高台移転 集団移転 避難路 復興計画
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