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【論説】 商店街再生 まちの「核」をどう残す

■題 名 【論説】 商店街再生 まちの「核」をどう残す
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報)
■概要 . 3月11日の大津波は、海に近い釜石市の只越町商店街をのみ込んだ。ほとんどの商店主の気持ちは『もうやめたい』『どうしていいかわからない』だった。流れを変えたのは、市役所に交渉して4月に設けたプレハブの集会場。徐々に人が集まり始めた。意向調査では6、7割が「もう一度やりたい」と答えた。
 商店街の悩みは大きい。陸前高田市、山田町、大槌町、野田村。県商工会連合会は継続して経営動向を調査している。この4市町村では9月の調査で「既に再開している」が約半数。「すぐにやりたい」「落ち着いたらやりたい」が3割に上る。しかし、二重ローン、被災した土地の利用、復興後のまちの姿が見えないという「三重苦」にあえぐ。どれだけの投資をしていいか分からない。
 商業への公的支援は遅れが目立つ。震災は商店街が地域にとって買い物の場以上の存在感を持つことを示した。まちの「核」として、しっかり位置づけていきたい。
■タグ 岩手日報 中心市街地 商店街 商業
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■管理番号 No.02454


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