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岩手県 高田海岸など4モデル地区 景観考え防潮堤整備 砂浜・港湾・複数河口・観光地...

■題 名 岩手県 高田海岸など4モデル地区 景観考え防潮堤整備 砂浜・港湾・複数河口・観光地
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報、河北新報)
■概要 ■岩手県沿岸部の防潮堤 景観とバランスいかに 県が再建へ検討委設置 @岩手日報(2011.11.17)
 県は、東日本大震災で被害を受けた本県沿岸部の防潮堤再建に向け、防災面と景観面のバランスを検討する。専門家による検討委員会を設置。防潮堤の高さや地形ごとにモデル地区を選定する予定で、景観保全策などを話し合う。防潮堤については一部市町村から「高さが足りない」との不満が出ている一方、「景観を損なう」と懸念する住民の声もあり、議論の行方が注視される。
 検討委は景観保全や土木建築を専門とする県内外の研究者らで組織し、17日に初会合が開かれる。防潮堤整備に当たり、自然との共生や地域特性を生かした景観形成を図るための対応策を検討。周辺の地形を活用した配置や樹木や盛り土を施して見た目の高さや無機質な印象を軽減するなど、景観との調和を図る手法について協議する。従来の海岸の生態系や環境を守るため、防潮堤による影響の低減策についても検討する方向。

■岩手県防潮堤景観検討委 4モデル地区選定 砂浜・港湾・複数河口・観光地 @岩手日報(2011.11.18)
 東日本大震災で被害を受けた防潮堤などの再建に向けた「県河川・海岸構造物の復旧等における環境・景観検討委員会」は17日、盛岡市内で初会合を開いた。防潮堤や水門を整備する海岸を4つに分類し、それぞれモデル地区を選定。地区ごとに景観などに配慮する点を検討し、年度内に取りまとめる方針。
 県は防潮堤などを整備する海岸を地形や周辺の土地利用状況などで分類し
 ▽砂浜海岸(高田海岸・気仙川、陸前高田市)
 ▽港湾海岸(大船渡港・盛川、大船渡市)
 ▽複数河川河口部(大槌川・小鎚川、大槌町)
 ▽観光地周辺(鍬ケ崎・閉伊川、宮古市)
の4つのモデル地区を提案。環境や景観に配慮すべき事項をモデル地区ごとに今後検討し、各海岸の整備に応用させることを了承した。
 検討委は月1回のペースで開催。年度内に環境・景観への配慮事項をまとめ、防潮堤や水門などの設計に反映させる方針。

■岩手県 高田海岸など4モデル地区 景観考え防潮堤整備 @河北新報(2011.11.18)
 岩手県は17日、東日本大震災で被害を受けた防潮堤を復旧する際、自然環境や景観への配慮を検討する委員会の初会合を盛岡市で開き、モデル地区4ヵ所を選定した。年度内に防潮堤の形状や色、位置などの整備方針を地区ごとに示す。
 県が示した防潮堤の整備目標は震災前に比べ大幅に高くなる箇所が多く、景観の悪化が懸念されている。県河川課によると、沿岸部を砂浜海岸、港湾海岸、複数河川河口部、観光地周辺の4種類に分類。それぞれ高田海岸・気仙川(陸前高田市)、大船渡港・盛川(大船渡市)、大槌川・小鎚川(大槌町)、鍬ケ崎・閉伊川(宮古市)をモデル地区に選んだ。
■タグ 岩手日報 河北新報 岩手県 岩手県河川・海岸構造物の復旧等における環境・景観検討委員会 防潮堤 水門 景観 生態系 モデル地区 高田海岸 気仙川 陸前高田市 大船渡港 盛川 大船渡市 大槌川 小鎚川 大槌町 鍬ケ崎 閉伊川 宮古市
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■管理番号 No.02538


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