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民間版復興住宅で集落再生 石巻に工学院大が整備 県産材で「経済効果も」...

■題 名 民間版復興住宅で集落再生 石巻に工学院大が整備 県産材で「経済効果も」
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(日経、読売、福島民友)
■概要 ■民間主導で「復興住宅村」 石巻の高台、漁師ら集団移転 「津波心配ない」再出発 @日経新聞(2011.11.24)
 宮城県石巻市北上地区の高台に、民間主導の「復興住宅」が完成し、23日、入村式が開かれた。工学院大学が中心となり、地元工務店が土地を提供。板張りの外壁を使うなど地域の景観に配慮した木造の恒久住宅で、自宅を失った漁師らは新生活を始める。
 入居するのは北上地区の海沿いにある白浜と大室集落の住民。集落から約500メートル離れた海抜40メートルの高台の緑地を造成して、木造平屋建て3棟、2階建て7棟、共同利用を想定した1棟が建てられる。海に近く、水産関係者を中心に10世帯約40人が入居する予定。
 工学院大建築学部の後藤治教授は歴史的建造物の保存や改修が専門で、震災前から研究のために同地区を訪れていた。旧知の地元の工務店に提案したところ、工務店が土地を提供。建設費約1億7千万円は大学が集めた寄付金でまかなった。工学院大が管理運営する非営利組織(NPO)に無料で貸与し、NPOが居住者に貸し出す。家賃として1戸あたり月2万〜2万7千円を入居者側が負担する。

■民間版「復興住宅」が登場 石巻 県産材で「経済効果も」 @読売新聞(2011.11.24)
 宮城県石巻市の高台で、工学院大などが建設していた民間版「復興住宅」の一部が完成し、23日に入村式が行われた。自治体による復興住宅(災害公営住宅)の整備はこれからで、同大関係者は「今後の建設モデルの一つにしてほしい」と提案している。
 同大が、来年の創立121周年記念事業として集めた寄付金を元に、同市北上町白浜地区の海抜40〜60メートルの高台に、木造住宅10棟とコミュニティー施設1棟の建設を計画、設計した。総工費は約1億7000万円。
 入居者は地元の漁業者が中心。家賃は平屋2万円、2階建て2万7000円で、土地所有者などで設立予定のNPOに支払う。

■復興住宅で集落再生 石巻に工学院大が整備 @福島民友(2011.11.24)
 宮城県石巻市北上町の白浜地区で木造二戸建ての復興住宅団地を整備している工学院大(東京)が23日、地元住民に鍵を引き渡した。国産木材を使った永住用住宅で年内に10世帯が入居。大学側は「コミュニティー再生の一歩だ。災害公営住宅のモデルになれば」と話している。以前から民家の調査で訪れていた後藤治教授(建築学)が発案した。
 海が見える高台に木造平屋3戸と2階建て8戸の計11戸を建設し、入居者は管理費として月額2万〜2万7千円を払う。事業費約1億7千万円は大手住宅設備会社からの寄付で賄った。
■タグ 日経 読売 福島民友 石巻市 白浜地区 復興住宅 工学院大学 後藤治
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