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学校再興 「15の春」笑顔で迎えよう 宮城県石巻市立渡波中で進路説明会 学習環境が激変・遅...
■題 名 | 学校再興 「15の春」笑顔で迎えよう 宮城県石巻市立渡波中で進路説明会 学習環境が激変・遅れを取り戻す工夫も | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(毎日) |
■概要 | . 石巻市立渡波中学校は海から約200メートルしか離れておらず、津波の被害で校舎が使えなくなった。2学期が始まってから、新たな仮設校舎に引っ越し、1ヵ所にまとまった。仮設校舎は元の校舎から約3キロ内陸に入った市立稲井小の校庭にある。 渡波中が9日、間借り先の稲井小体育館で開いた進路説明会。1学期はスタートが半月近く遅れ、その後も学校周辺が冠水するなど授業は思うように進まなかった。このため、保護者からは授業の進み具合を心配する声が多く寄せられた。 夏休みの短縮や土曜日の登校で授業時間を確保し、学習進度は例年の水準に戻りつつある。それでも教頭は「全員が受験に集中し切れているわけではない。心身とも不安定で、受験に頭を切り替えられない生徒もいる」と現状を説明する。 家庭の学習環境も決して万全ではない。避難所生活は解消されたが、仮設住宅やアパート、親戚方などこれまでと違った場所で暮らしている。少しでも落ち着いて学習しようと、放課後に教室で居残り、部活動をする1、2年生向けの遅いスクールバスで帰る生徒もいる。 一方で、新たな「授業方法」が好評だ。1時限目のみ1コマ50分の授業を半分の25分に短縮して、始まりを遅らせる。近接する稲井小など3校と登校時間をずらし、スク-ルバスの渋滞や事故を防ぐ試みだ。漢字や計算、英単語などの問題演習にあてており、教頭は「朝の落ち着いた短い時間に集中して学習に取り組める」とメリットを強調する。 |
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■タグ | 毎日 石巻市 渡波中学校 | ||
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