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【社説】 3次補正成立 さあ政争だ、では困る

■題 名 【社説】 3次補正成立 さあ政争だ、では困る
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(朝日)
■概要 . 東日本大震災からの復興対策を柱とする、政府の第3次補正予算がきのう成立した。これからも与野党が協調すべき課題は多い。復興庁の設置、公務員給与の引き下げも、その減額分を復興財源にあてるのだから、先送りはできない。
 だが、永田町の雲行きは怪しくなってきた。自民党が3次補正の成立を機に対決姿勢を強めつつあるのだ。公明党も衆院小選挙区の候補者を決めて、総選挙をにらみ始めている。両党は不人気な民主党政権を追い込み、総選挙に持ち込むつもりらしい。
 政府・与党の問題をただすのは、野党の大切な役割である。追及すべきところは徹底的にやって、理非曲直を明らかにすればいい。だが、それで国会全体を停滞させてはならない。問責決議をするとしても、そのまま審議拒否をする無責任な対応は断じて認められない。
 法案の審議は粛々とすすめ、合意すべきは合意する。そんな節度を、私たちは野党、とりわけ自民党に期待する。同時に、政府・民主党には譲るべきは譲る度量を求める。
■タグ 朝日 社説 第3次補正予算 民主党 自民党 公明党
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■管理番号 No.02586


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