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【論説】 県復興計画 「期限のない夢は叶わない」...

■題 名 【論説】 県復興計画 「期限のない夢は叶わない」
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(福島民報)
■概要 . 福島県による復興計画のたたき台がまとまった。全体を読んで空虚さを禁じ得ないのは、県内外合わせて15万人といわれる避難者の帰還スケジュールが組み込まれていないためだ。
 古里を離れた人たちが最も知りたいのは、いつ自宅に戻れるかだろう。復興を考える際も、まず各地域の住民帰還の目標時期を設定し、実現に向けた除染や生活基盤の整備の工程、その間の住民の処遇などを具体的に示すべきだ。実現に時間を要する地域があっても、目標があれば前を向けるのではないか。
 川内村は「来年3月末までの全村帰還」を目指し、本格的な除染作業に取り掛かった。古里に必ず帰るという住民の気持ちを萎えさせないためには、期限を切って目標を設け、努力を続けることが大切だと感じているに違いない。県も目標時期を掲げ、がむしゃらに前に進むぐらいの姿勢を見せないと、復興計画は「絵に描いた餅」になりかねない。
■タグ 福島民報 福島県復興計画 住民帰還
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■管理番号 No.02669


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