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宮城・岩手で復興道路会議 岩手県内事業費は1兆円 片側1車線や避難路、機能両立へ...

■題 名 宮城・岩手で復興道路会議 岩手県内事業費は1兆円 片側1車線や避難路、機能両立へ
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報、河北新報)
■概要 ■復興道路 岩手県内事業費は1兆円 片側1車線や避難路低コスト化、機能両立へ @岩手日報(2011.11.26)
 三陸沿岸道路などの本格整備へ向けた国と岩手県、市町村などによる「復興道路会議」の初会合は25日、盛岡市内で開かれた。国交省は県内分の事業費が約1兆円に上るとの試算を明らかにした上で、片側1車線化などによるコスト縮減や緊急避難路の設置など防災機能強化に重点を置いた整備方針を示した。早期完成へ向け、予算確保や手続きの迅速化に関係機関が連携して取り組むことを確認した。
 岩手県の復興道路は三陸縦貫道、三陸北縦貫道路、八戸・久慈自動車道からなる三陸沿岸道路と東北横断自動車道釜石-秋田線(釜石-花巻間)、宮古盛岡横断道路。国は2011年度第3次補正予算で約606億円を計上し、未着手の14区間(総延長187キロ)を新規事業化する。新規事業区間は詳細な事業計画が決まっていないが、現時点で約8500億円が見込まれている。
 国交省は
 ▽ルートの大半は津波浸水区域を回避し、残る部分は橋りょうなどで対応し強靱性確保
 ▽片側1車線化やコンパクト型インターチェンジ整備によるコスト縮減
 ▽緊急避難路や避難階段の設置による避難機能強化
など6つの方針を提示。早期整備への課題として
 ▽長期的な予算確保と早期執行
 ▽道路用地確保への協力体制確立
 埋蔵文化財調査など各種手続きの迅速化
などを挙げた。

■三陸道1日も早く 宮城・岩手で復興道路会議 @河北新報(2011.11.26)
 東北地方整備局は25日、東日本大震災の復興道路として整備する三陸沿岸道路(三陸縦貫、三陸北縦貫、八戸・久慈)の課題などを協議する「復興道路会議」を宮城、岩手両県で開いた。
 宮城県庁での会議には、県や沿線市町の首長、経済団体関係者り約20人が出席。宮城県内で必要な用地面積が約150ヘクタールに上り、うち約10ヘクタールで埋蔵文化財調査が必要になるとの見通しが示された。文化財調査の面積は三陸道関連の2010年度実績の50倍に達する規模という。
 村井嘉浩知事は「事業のボリュームが大きく、関係機関が総力を挙げて取り組む必要がある。犠牲になられた多くの方々に報いるためにも、一日も早く全線開通を実現したい」と述べた。意見交換では市町長らから「港湾と高速道を結ぶネットワークの確立も必要だ」「災害に強い道路網を実現するには一般道の強化も欠かせないこなどの声が上がった。
■タグ 岩手日報 河北新報 東北地方整備局 岩手県 宮城県 復興道路 復興道路会議 三陸沿岸道路 三陸自動車道 三陸北縦貫道路 八戸・久慈自動車道 東北横断自動車道釜石秋田線 宮古盛岡横断道路 強靱性 片側1車線 コンパクト型インターチェンジ コスト縮減 緊急避難路 避難階段 埋蔵文化財
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