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移転構想自分たちで 気仙沼・小泉地区「復興のモデル」 「子や孫も住む街」住宅の色も議論...

■題 名 移転構想自分たちで 気仙沼・小泉地区「復興のモデル」 「子や孫も住む街」住宅の色も議論
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 宮城県気仙沼市小泉地区の住民が11月、独自の集団移転構想を市に示した。合意形成に手間取る地域が多い中、「子や孫が住む街は自分たちで作る」との思いで議論を重ね、今も住宅の色調や素材まで徹底した話し合いと勉強を続けている。
 月3回のペースで開かれる勉強会。仮設住宅近くにあるプレハブの集会所は熱気に包まれる。小泉地区は全世帯の約6割にあたる308世帯が全半壊した。「地域がばらぱらになる」と、40〜50歳代の住民約20人が危機感を募らせ「小泉地区の明日を考える会」を結成したのは4月下旬。住宅密集地から1キロほど離れた標高約50メートルの高台に移転候補地を見つけて市に提案後、呼びかけに応じた約150世帯で組織を作り、7月から話し合いを始めた。
 40人前後が毎回参加し、3班に分かれて討論。北海道・奥尻島の集団移転に関わった建築士事務所や、北海道大の森傑教授にも参加してもらった。市には進捗をこまめに報告。集団移転の制度設計を担当する国交省の服部卓也・広域防災専門官に会うため、東京都内や出張先に足を運んだ。
 秋に3案が固まり、市担当者の意見も参考に一本化して11月下旬に市に提示。市は「道路や費用の問題もあり調整は必要だが、最大限尊重したい」とする。
■タグ 読売 気仙沼市 小泉地区 集団移転 高台移転 森傑 服部卓也 合意形成
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■管理番号 No.02708


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