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◎【アンテナ】 ★…避難所で住民自治(宮城県石巻市)...
■題 名 | ◎【アンテナ】 ★…避難所で住民自治(宮城県石巻市) | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(官庁速報) |
■概要 | . 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市では、被災者自身がリーダーとなって住民自らが積極的な運営を行っている避難所がある。行政に依存せず、避難所生活を住民自治で乗り切ろうという発想で、被災各地の避難所の注目を集めそうだ。 約60人が暮らしている県立石巻高校の体育館内の避難所では、扉を開けるとあいさつの声が飛び交う。パーテーションがなく、避難所の奥には、「カルチャー塾」「チャイルドルーム」の看板。薬局、郵便局もある。 できるだけ快適な避難所生活を確立しようと尽力したのは高橋信行さん。気仙沼市在住の高橋さんは石巻市を訪れていた際に被災し、そのまま避難所生活に入った。大阪に住んでいた1995年には阪神大震災を体験。土日には兵庫県まで出向き、ボランティアの受付窓口などの支援を行った。 子どもを健全に育てることが高橋さんの避難所運営で最も重要なテーマだ。「子ども は症状が出るのが一番早い。恐怖で眠れない、幼児返り、ひどいと自閉症などになる可 能性もある」と強調。被災者からの評判も良く、「子どもたちに元気をもらっている。子どものいない避難所は嫌だ」との声も出ている。 一方で、市内には、子どもがストレスで眉毛の半分を抜いてしまったとの悩みや子どもの足音がうるさいとの不満が上がっている避難所もある。こうした避難所からは、市の対応が不十分との批判も聞かれる。 高橋さんは「阪神大震災後に、国が避難所の運営について、何も考えなかったのが問 題」と指摘する。 |
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■タグ | 官庁速報 石巻市 住民自治 石巻高校 避難所 子ども | ||
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