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【大震災特別寄稿】復興計画の鍵 「東西振興」に大転換を 内閣官房審議官 元日銀福島支店長 ...
■題 名 | 【大震災特別寄稿】復興計画の鍵 「東西振興」に大転換を 内閣官房審議官 元日銀福島支店長 鉢村 健 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(福島民報) |
■概要 | . 野田佳彦首相は「福島の再生なくして日本の再生なし」と述べました。これは単に福島が原発事故の現場であるということではなく、福島が日本の縮図であるという意味が込められています。明治以降の産業近代化政策で福島は東北経済の中枢を担い、戦後の工業政策でもエネルギー供給の一大拠点となりました。県内の社会資本整備、産業育成には国家の意思が色濃く投影されています。その福島が未来を担う日本の象徴にならなければいけないというメッセージです。 具体的な提案をします。福島県は百年以上にわたって東京重視の姿勢を貫いてきました。物流も情報も全てが「南北振興」でした。今これを「東西振興」に大転換すべきです。支援物資搬送や被災者の避難は、磐越自動車道などの東西ラインが命綱となりました。小名浜港の活用は東西連携の要です。新潟港と連携すればアジア経済圏との戦略拠点にもなります。さらに相馬港と福島市、山形県を結ぶ東北中央道、いわき市や白河市、南会津をつなぐ国道289号なども重要な東西ルートです。 七つの経済圏を結び付ける県央には郡山市があります。北に福島市、南に白河市、東にいわき市、西に会津若松市。中通りと東西を結ぶ福島県の「十字架」を生かすことが次の百年の命運を握ります。 |
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■タグ | 福島民報 寄稿 鉢村健 福島県 日本の縮図 南北振興 東西振興 | ||
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■管理番号 | No.02762 |