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建設業が活況 沿岸部で復旧工事増加 新規求人、千人超続く 技術者不足で入札辞退も...

■題 名 建設業が活況 沿岸部で復旧工事増加 新規求人、千人超続く 技術者不足で入札辞退も
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(岩手日報)
■概要 . 岩手県沿岸部で建設業が活況を呈している。被災家屋の解体やがれき撤去から、最近は道路、港湾などの復旧工事が増加。建設業の新規求人数は4月以降、千入超が続き、住宅メーカーが沿岸部に営業店を新設する動きもある。一方、工事の急激な増加による技術者不足で業者の入札辞退が相次いだり求人が充足しないなど、ひずみも出始めている。
 東日本建設業保証岩手支店によると、4〜10月の岩手県の請負額(前払い金制度対象分)は1388億5100万円で前年同期比11.4%増。発注自治体別の請負額増加率は大船渡市、陸前高田市、大槌町が際立つ。建設業の新規求人数は最近7ヵ月は前年同期比70〜160%台の伸びで、求人数は約千から1500人で推移している。
 岩手県宅地建物取引業協会によると、住宅・不動産業者は4月以降、沿岸で既に昨年度1年間の2社を上回る6社(予定合む)が本支店の開設届を提出した。
 ただ、釜石市や大船渡市では一部災害復旧工事で業者の入札参加辞退が相次ぎ、入札が取りやめになる事態が発生している。釜石市の担当者は「土木施工管理技士や建築士などの技術者が別工事を担当しており請け負えないという声がある」と多忙化を一因に挙げる。一方で業者からは復旧工事の難しさや資材価格などの上昇の中、予定価格の低さを指摘する声もある。
■タグ 岩手日報 岩手県 建設業 新規求人 技術者不足 人手不足
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