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陸前高田・中心街 復興案意見分かれる 住民「命を優先して」高台移転を かさ上げで 市「にぎ...

■題 名 陸前高田・中心街 復興案意見分かれる 住民「命を優先して」高台移転を かさ上げで 市「にぎわい再生を」 市長、変更も示唆 全世帯の移転は困難
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 陸前高田市で、復興計画案の説明会が行われている。出席した住民の関心は将来の居住地の問題に集中。浸水区域で土地のかさ上げにより住宅地の確保を目指す市の方針に対し、一部地区では高台移転を求める声が相次ぎ、意見の相違が表面化している。  
 市の方針に異論が相次いだのが、中心街としての再生が期待される高田、今泉の両地区。市の計画案では、県が整備する高さ12.5メートルの防潮堤と、かさ上げした幹線道路などに加え、高田地区は土地を5メートル、今泉地区は8メートルかさ上げし、住宅地を確保する案が示された。
 両地区は、市内の被災全4000世帯の半数以上を占める。街全体を覆い尽くした津波の猛威を間近で経験しているだけに、浸水区域の宅地利用に拒否反応が表に出た。市が実施した意向調査でも、両地区とも高台移転を望む声が半数を超えていたため、なおさら不満の声が相次いだ。
 「今回の計画案は素案で、住民の意向は尊重する。高台移転候補地を探したい」。戸羽太市長は計画変更の可能性を示唆したが、市内には造成可能な土地が少なく、全被災世帯が高台に移転することは現実的に不可能と市は判断している。
■タグ 河北新報 陸前高田市 住民説明会 津波浸水区域 地盤かさ上げ 高台移転 高田地区 今泉地区
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