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宮城県の建築制限 きょう解除 復興見据え新制限移行 5市町推進地域選択 山元町は危険区域指...
■題 名 | 宮城県の建築制限 きょう解除 復興見据え新制限移行 5市町推進地域選択 山元町は危険区域指定へ | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(河北新報) |
■概要 | . 宮城県内6市町の市街地を対象にした建築制限が10日、解除される。県が建築基準法84条に基づく制限をかけたのは気仙沼市、東松島市、名取市、南三陸町、女川町、山元町。人口が多く建築主事を置く石巻市は市の権限で制限をかけることができるため、区域を市独自で指定した。制限期間は災害発生日から最大2ヵ月だったが、震災後に特例法が制定され、最大8ヵ月まで延長可能になった。 東松島市は10月31日に全面解除、5市町が11月10日まで延長した。石巻市は半島部の一部(94ヘクタール)で延長したものの、9月11日には市内3地区計約449ヘクタールの建築制限を解除。翌12日、解除地域を国の被災市街地復興特別措置法に基づく「被災市街地復興推進地域」に指定した。 復興推進地域では2階建て以下、敷地面積300平方メートル未満でしか建物を建てられない。しかも区画整理などを見据え「容易に移転が可能なこと」という条件が付く。制限期間は2年間で、石巻市の場合、2013年3月11日まで。東松島市も11月1日に復興推進地域を指定。山元町を除く4市町も同様の措置を取る。 山元町は、11日から建築基準法39条に基づく町の「災害危険区域条例」によって、町の3分の1に当たる約1900ヘクタールを危険区域に指定し、住宅の建築を禁止する。危険区域は集団移転の対象地域だ。 建築制限をかけていなかった仙台市も、39条に基づく条例で建築制限する方向で調整している。 ◇石巻・東松島 自宅再建急ぐ動き 被災者「くつろぎの場早く」 自治体「復興事業で移転要請も」 先行して被災市街地復興推進地域に指定された石巻市や東松島市の一部地域では、住宅の新築や改築を計画する動きが出始めている。復興推進地域での建物の新築、改築などには、建築許可が必要で市町村を通じて申請する。 東松島市は、申請を受け付ける際に「復興事業に支障がないかどうか判断し、支障が出る可能性があれば、相談させてもらう」(復興都市計画課)と言う。石巻市では9日現在、地域内での建築許可申請が5件あり、うち2件が許可された。市は「市民から申請の相談があれば、将来、道路などにかかって移転をお願いすることもあり得ると説明している」(基盤整備課)という。 |
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■タグ | 河北新報 宮城県 建築基準法84条 建築規制・建築制限 気仙沼市 東松島市 名取市 南三陸町 女川町 山元町 石巻市 被災市街地復興特別措置法 被災市街地復興推進地域 建築基準法39条 災害危険区域 災害危険区域条例 仙台市 | ||
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