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浸水データ全面非開示 岩手県「都市計画に影響」...

■題 名 浸水データ全面非開示 岩手県「都市計画に影響」
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 岩手県は、津波で破壊された沿岸24か所の防潮堤の高さを決める際、津波や防潮堤の高さ、水門の有無など条件を変えると浸水地域がどうなるか、コンピューターで想定実験を実施。有識者が非公開で防潮堤の高さを議論する「津波防災技術専門委員会」の資料として使われ、再建する防潮堤の高さは9、10月に発表された。
 陸前高田市の菅野広紀市議が10月26日、情報公開請求した。だが、県は全面非開示を通知。理由として、1)市の都市計画策定に影響を与える、2)浸水範囲外の土地投機を助長する恐れがある--などを挙げた。データは、沿岸市町村には提供されているが、県河川課は「市町村が独自判断で公表するのは構わないが、県としては公表しない」とする。
 読売新聞の取材では、住民説明会などで4自治体が公表しているが、残る8自治体は非公表で、陸前高田市も「住民から公表の要望はなく、仮に公表すれば、データが独り歩きする恐れがある」と消極的だ。
■タグ 読売 岩手県 津波浸水シミュレーション 岩手県津波防災技術専門委員会 情報公開 陸前高田市
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