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気仙沼 打ち上げ船保存に反発 被災者「見ると悔しさ」...
■題 名 | 気仙沼 打ち上げ船保存に反発 被災者「見ると悔しさ」 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(読売) |
■概要 | . 宮城県気仙沼市の鹿折地区で、市街地に残る大型漁船を保存する市の計画に住民から反発が出ている。市は後世に伝える意義を強調するが、船に自宅を押しつぶされる様子を見た被災者らは「記憶がよみがえる」と撤去を訴える。 港から約800メートルのJR鹿折唐桑駅前にあるのは全長約60メートルの「第18共徳丸」。市は6月、津波被害を象徴する船として残したいと所有会社に申し出、市の復興計画に船の保存を含む公園整備を盛り込んだ。しかし、10月に行われた地区内の法要では「あの船を見ると、悔しさがこみ上げてくる」といった声が相次いだ。市と自治会長や住民との意見交換では「後世に残そう」との意見が出た一方、「いつまで置いておくのか」と強い反発も。市の担当者は「モニュメント化は復興に向けた街づくりの一つ。被災者の複雑な思いに配慮しながら進めていきたい」と話している。 モニュメント事業を巡っては、宮城県女川町が、倒壊した女川交番などを保存することを復興計画に盛り込んだ。南三陸町の防災対策庁舎の保存計画は、犠牲になった職員遺族らの反発もあり、断念。岩手県大槌町の民宿に乗り上げた遊覧船も保存を望む声があったが、住民に恐怖感を与え、落下の危険もあるとして撤去された。 |
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■タグ | 読売 気仙沼市 モニュメント事業 災害遺構 女川町 南三陸町 大槌町 | ||
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■管理番号 | No.02926 |