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【東日本大震災9カ月】 プレハブの仮本堂 厳しい再建への道 宗教施設 変わる光景...
■題 名 | 【東日本大震災9カ月】 プレハブの仮本堂 厳しい再建への道 宗教施設 変わる光景 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(産経) |
■概要 | . 東日本大震災は、人々の心のよりどころである宗教施設にも大きな被害を与えた。もともと東北太平洋沿岸にある神社、仏閣、教会は、過去の三陸大津波(昭和8年)や、チリ地震(35年)などで地域の避難場所になってきた。場所も海岸から離れた小高い丘や小山などに立地していることが多い。それ故に、人々によって大切に維持されてきた歴史がある。 (仏閣) 全日本仏教会によると、岩手、宮城、福島の3県で被災した寺院の数は全壊だけで75にものぽる。このうち半数を占めているのが曹洞宗だ。曹洞宗宗務庁(東京都)が中心になって、被災寺院にプレハブの仮本堂を建立。犠牲者らを含む位牌や遺骨の安置場所にするなどしているが、本格的な復興には「檀家さんに、こんな時期に経済的な負担を強いることはできない」と時間がかかるのは必至。 (神社) 神社本庁のまとめだと、被災3県での被害は本殿の全半壊だけで145。鳥居、灯籠の崩壊といった被害は、東日本全体に及んでいる。神社の維持、氏子や神職らの生活支援のため、神社本庁や伊勢神宮(神宮司庁)などが中心になって、義援金や食糧などの救援物資を送るといった活動がされた。 (教会) カトリックの教会では、福島県で2施設が全壊した。しかし、他の施設は「海岸から離れだ丘などに建てられているケースが多かった」ために、津波の被害を免れたところが多かった。日本基督教団(プロテスタント)では、美しいレンガ造りで知られ国の有形文化財登録、福島教会会堂が全壊するなど文化的価値を持った建物への被害が出た。 (寺院と連絡とれぬ檀家) 福島第1原発周辺の寺院では、避難のために地域がバラパラになってしまい、寺院と連絡が取れないでいる檀家の問題が深刻となっている。寺が避難している、あるいは檀家の暮らす地域が避難対象になっているという寺院は、少なくとも64件確認されている、そのため、全日本仏教会が宗派を越えて、今月12日から避難者と避難寺院の連絡の仲介を始めることになった。「寺と連絡が取れなくなってしまい、葬式ができない、納骨ができないと、悩んでいる檀家さんが多くいる。また、被災者に寄り添おうにも、連絡がとれずに、それができないでいる寺院が多くある」 |
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■タグ | 産経 宗教施設 寺院 仏閣 全日本仏教会 曹洞宗檀家 神社 神社本庁 氏子 教会 カトリック プロテスタント | ||
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