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復興工事入札不調 宮城で23%、137件 業者「小口」敬遠か...

■題 名 復興工事入札不調 宮城で23%、137件 業者「小口」敬遠か
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 東日本大震災の被災地で、震災で壊れた道路の補修などの公共工事が、入札参加業者がいないために不成立となる「入札不調」が相次いでいる。宮城県契約課によると、県発注工事の入札不調は例年は数%程度。しかし、今年度は11月末時点で591件中137件が不調となり、その大半が入札業者が1社もなかったケースだった。業者からは「復興関連の工事が多く、人手不足になっている」との声が聞かれる。ただ、不調になったのは、設計価格3000万円前後の比較的小規模な工事が多い。県の関係者は「採算性の高い工事に絞って入札参加している業者が多いためでは」と分析する。
 行政側も対策に乗り出してはいる。宮城県気仙沼土木事務所は9月以降、設計価格が1億円規模になるよう複数の補修工事をひとまとめにして入札を実施。岩手県宮古市も工事現場に原則常駐する「現場代理人」を、条件付きで他の現場と兼務可能にするなどの条件緩和に踏み切ったが、あまり効果は出ていないという。担当者は「自治体単位の対策では限界がある」「このままでは復興が遅れる」と懸念する。
■タグ 読売 入札不調 人手不足
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