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【社説】 被災者支援方針 中身煮詰め納得いく内容に...

■題 名 【社説】 被災者支援方針 中身煮詰め納得いく内容に
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(福島民友)
■概要 . 東日本大震災の本格的な復旧に関して、政府は今後約3カ月間の被災者支援策を「当面の取り組み方針案」として固めた。8月末までの避難所解消や居住地近くのがれき撤去を柱としているが、できる限り工程を早める努力が求められる。
 今後3カ月以上にわたり不自由な生活を続けなければならない被災者がいるということにもなる。季節は本格的な夏に向かう。用地や資材、業者の確保を急ぎ、できる限り前倒しすることに努めるべきだ。
 避難所や住居地近くのがれきに関しても、日常生活を取り戻すためとして8月未までにおおむね撤去するとしている。危険性の除去や居住環境の向上のためにもできるだけ早期に終わらせるようにしてほしい。
 被災県ごとに「災害廃棄物処理計画」も定めるようになっているが、被災地を直接抱える市町村の実情を正確に把握し、物心両面の支援を忘れてはならない。
 被災地の応急防災措置や農漁業の復旧も盛り込まれる方針案は、いわば被災者への約束事でもある。順守が当然であり、時期のずれ込みなどがある場合は早い段階で丁寧な説明を心掛けることは言うまでもない。
■タグ 福島民友 社説 被災者支援 避難所 がれき撤去 災害廃棄物処理計画
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■管理番号 No.00316


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