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福島の病院 遠い復興 「いつまで経営できるのか」  損害年126億円に・医師退職収入激減...

■題 名 福島の病院 遠い復興 「いつまで経営できるのか」  損害年126億円に・医師退職収入激減
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売(夕))
■概要 . 原発事故で福島県内の病院が経営難に直面している。県病院協会には、同県の病院の9割にあたる127病院が加盟。協会が各病院に、原発事故による1年間の損害額の試算について申告を求めたところ、24病院から計126億円の申告があった。24病院のうち7病院は警戒区域、6病院は旧緊急時避難準備区域(9月末に解除)だった。
 14病院は8月末までの分として計約47億7400万円の賠償を申請。12月12日までに6病院が計約22億9610万円を受け取ったが、支払率は41〜81%だった。人的財産の損失として請求した看護師や医師の退職金が対象外となったことが大きな要因。
 警戒区域になっている双葉町の双葉厚生病院。医師は12人から5人、看護師は125人から68人に減った。残った医師らは系列病院で働いている緊急時避難準備区域だった南相馬市の小野田病院では、医師数が8人から6人、看護師は80人から46人になった。患者が減って入院病棟を閉めたことから、収入は3分の1。
 県病院協会の前原会長は「医療スタッフの減少で入院患者の受け入れを制限している所も多い。賠償金の支給が事故から9か月もたってからで遅きに失している。このままでは病院の復興は遠い」と訴えた。
■タグ 読売 福島県 病院 経営難
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