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企業復興 届かぬ支援 厳しい条件申請もできず グループ補助金...
■題 名 | 企業復興 届かぬ支援 厳しい条件申請もできず グループ補助金 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(読売) |
■概要 | . 被災地で再建を目指す中小企業に公的な支援が届かない。返済の必要がなく、事業者に最も有利な「中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」(グループ補助金)(3次)は27日に交付先が決まったが、交付を受けられる事業者は6割程度。条件が実情に合っていないため、申請さえできない事業者もいる。 福島県浪江町の「鈴木酒造店」は11月下旬、山形県長井市に移って酒造りを再開した。福島県内では一時的な再建場所を見つけられず、「いつかは浪江で」との決意を胸に、長井市の酒蔵を買い取ることにした。しかし、グループ補助金を受けられるのは、県内で再建する事業者だけ。結局、銀行から融資を受けるしかなかった。 宮城県南三陸町で自動車板金塗装業を営む牧野さんは、津波で失った作業場をグループ補助金で復旧しようとしたが、申請を断念した。作業場前の国道はかさ上げ工事が予定されているが、道路の高さが決まらないと、工場用地の広さを決められない。しかし、グループ補助金を受けるには、来年3月末までに復旧が完了することが原則で、牧野さんは「土地をどこまで使えるか分からないのに、計画を出せと言われても無理」と憤る。 岩手県は、工場などの施設を修繕する事業者に上限2000万円を補助する制度を設けた。しかし、全壊や流失の事業者は対象外だ。県は「被害の小さい事業者の方が、復旧が早いと考えて優先した。全壊した事業者の再建は自治体の復興計画が策定された後だと思っていた」と説明する。 |
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■タグ | 読売 中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業 | ||
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■管理番号 | No.03176 |