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【社説】 汚染特措法施行 「福島再生」へ除染を着実に...

■題 名 【社説】 汚染特措法施行 「福島再生」へ除染を着実に
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(福島民友)
■概要 . 今年、本県は東日本大震災と原発事故からの本格的な復旧・復興に取り組む。その前提となるのが、放射性物質に汚染された県土の除染だ。放射性物質汚染対処特別措置法が1日に全面施行され、本腰を入れて取り掛かる時が来た。
 国は3月末をめどに現在の避難区域を再編し、年間の被ばく線量が20ミリシーベルト以下の区域では一日も早い帰還を目指す。汚染土壌を洗浄する実証試験も避難区域で始める予定で、さまざまなデータを積み重ねて分析し、効果的な手法をできる限り早く確立して実践に移せるようにしてもらいたい。
 国の財政負担で除染するのは、避難区域以外で年間1ミリシーベルト以上の区域。本県では40市町村が指定された。該当する市町村は、地域内の線量を詳しく測定した上で実際に除染する区域を定めた除染実施計画を策定、今月以降に取り掛かることになっている。準備ができたところから速やかに着手していってほしい。
 仮置き場から汚染物を移す中間貯蔵施設についても、わずかではあるものの具体的に動きだした。難しい課題だが、知恵を絞り、住民の理解を得て仮置き場設置を進めたい。
■タグ 福島民友 社説 除染 放射性物質汚染対処特別措置法
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■管理番号 No.03255


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