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気仙沼 復興へ「集団操業」 近海マグロ漁「競争」を「協業」に 漁船13隻4船団化 出港・水...

■題 名 気仙沼 復興へ「集団操業」 近海マグロ漁「競争」を「協業」に 漁船13隻4船団化 出港・水揚げ一本化
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 宮城県気仙沼市の近海マグロはえ縄船の船主らが新年度、全国でも例のない「集団操業」に挑戦する。13隻を4グループに分け、出港から水揚げまでを一体的に行う。これまで競争相手だった船主らがタッグを組むことで経営の立て直しを図り、地元水産業の復興を目指す。
 計画によると、13隻が3、4隻ずつグループを組み、船団ごとに出港。各グループ長の指示を受けながら、漁場探索や水揚げを一体的に行う。管理部門は市内に置き、衛星通信で各船と操業位置や漁獲状況などの情報を共有する。
 13隻(船主12人)は水揚げ高をめぐり、しのぎを削ってきたライバル同士。1989年に65隻あった近海マグロはえ縄船は、資源の減少や燃油の高騰などで減少。東日本大震災で被災し、現在は15隻。「これ以上競争を続ければ体力が持たず、共倒れになるだけだ」という危機感がグループ化へ背中を押した。残る2隻は別の補助事業を受けるため加わらない。
 グループ化の実証事業を担う気仙沼遠洋漁協の斎藤組合長は「一匹おおかみ的なやり方は限界に来ている。手を携えて漁船の減少を食い止め、震災で傷付いた業界の再生につなげたい」と話す。
■タグ 河北新報 気仙沼市 近海マグロはえ縄船 集団操業 協業化
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■管理番号 No.03268


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