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【社説】災記録の保存 教訓を長く後世に伝えたい...
■題 名 | 【社説】災記録の保存 教訓を長く後世に伝えたい | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(福島民友) |
■概要 | . 東日本大震災と原発事故を受け、福島県は新年度から、資料の収集や保存、震災体験の聞き取り調査を始める。県内に設置する方向で国と調整しているアーカイブセンター(資料館)に記録などを保存することにしている。震災発生時の状況や被害の現状などは、市町村が詳細に把握しているはずだ。調査員は連携を密にして、無駄なく、スムーズな情報収集に努めてほしい。 伝承活動も大切になるはずだ。市町村の要望に合わせて、公民館などで子ども向けの朗読会も計画しているという。心のケアが必要な子どもたちは大勢いる。朗読会は、子どもたちの気持ちに十分配慮した内容であってほしい。いわき市の神社仏閣は、内陸の比較的高い場所に建築されたものが多く、やはり津波の被害が少なかったことも明らかになっている。過去の教訓がいかに大事かを物語っている。 未曽有の震災が風化されるようなことがあってはならない。長い将来にわたって、教訓として県民の心に刻まれる記録の収集保存、伝承活動を期待したい。 |
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■タグ | 福島民友 社説 記録 伝承活動 アーカイブセンター | ||
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■管理番号 | No.03290 |