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【震災論戦 県議会から】 海岸堤防建設 妥協点見いだせ...

■題 名 【震災論戦 県議会から】 海岸堤防建設 妥協点見いだせ
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(河北新報)
■概要 . 海岸堤防を復興まちづくりにどう位置付けるか。24日にあった県議会の一般質問では「命を守る」という共通の願いを軸に両極の意見がぶつかった。
 気仙沼を地盤とする畠山和純議員(自民党・県民会議)は同市舞根地区に高さ11.2メートルの堤防を整備するという県の計画を疑問視。住民の意思を反映させるよう求めた。村井嘉浩知事の答弁は「いろいろな意見があるのは承知しているが、右往左往していては復旧が前に進まない」。
 議論の前段で、畠山氏はNPO法人「森は海の恋人」(気仙沼市)の畠山重篤理事長のアイデアを紹介した。高台移転を進め、住民がいなくなった舞根地区の浸水域を干潟として整備する構想。橋本潔土本部長は「人命を守るという観点からハード、ソフト施策を総動員する」と堤防建設の意義を強調。畠山氏は巨大堤防が破壊された宮古市田老地区を例に「土木工学は命を守ってくれたか」と食い下がり、議論は平行線のまま終わった。
 「一律に堤防高を決める考えは疑問だ。地域特性を反映させるべきだ」と畠山氏。県河川課は「高台移転した住民が災害時に孤立しないためにも堤防は不可欠」と譲らない。
■タグ 河北新報 震災論戦 宮城県議会 海岸堤防 舞根地区
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■管理番号 No.03428


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