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岩手・宮城3路線 鉄道復旧VSバス導入 議論進まず 自治体「復興シンボル」 JR「費用と期...
■題 名 | 岩手・宮城3路線 鉄道復旧VSバス導入 議論進まず 自治体「復興シンボル」 JR「費用と期間半分」 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(読売) |
■概要 | . 東日本大震災で運休が続く岩手、宮城のJR3路線を巡り、鉄道復活を訴える自治体と「バス高速輸送システム」(BRT)に切り替えたいJR東日本の間で溝が埋まらない。 岩手県の山田、大船渡線沿線13自治体は「三陸沿岸の早期復興の実現に、鉄道の堅持が強く望まれる」との緊急決議を採択した。両線の間を走る三陸鉄道が復旧を進めていることから「三陸沿岸が線路でつながっていることが重要」と訴える。 ただ、宮城県の気仙沼線を含む3路線の被災前の輸送密度(1日1キロ当たりの輸送人数)は、国鉄民営化時に廃線対象となった4000人未満を大きく割り込む。住民らは、朝夕の渋滞がひどい鉄道代替バスにうんざりしている。 JRは、「BRTならコストも期間も半分で済む」「病院や学校に迂回する柔軟なルート設定ができ、専用道路では渋滞にも巻き込まれない」と話す。しかし、JRがBRT導入の検討を表明したのは昨年11月。岩手県の自治体には正式提案すらできていない。 地元自治体には「駅を中心とした復興計画を策定したのに」との戸惑いもある。ただ、パス利用が盛んな韓国の地方都市では、停留所周辺でも商店街が広がる。 石田東生筑波大教授(交通政策論)は「交通分断が続けぱ住民は流出し、過疎化が進む。意思決定の先延ばしは最悪。地域の将来を考えた議論が必要で、新たな公共交通を生み出すチャンスでもある」と指摘する。 |
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■タグ | 読売 JR東日本 山田線 大船渡線 気仙沼線 バス高速輸送システム」(BRT) 石田東生 | ||
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■管理番号 | No.03486 |