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世界有数の災害列島
■題 名 | 世界有数の災害列島 | ||
■日 付 | 1899年12月31日 | ■大分類 | 新聞等(毎日) |
■概要 | . 私たちが今後30年以内に自然災害や事故、犯罪、病気に遭う確率はどのくらいか。政府の地震調査委員会が06年と10年に公表した全国地震動予測地図などから、―覧にしてみた。 マグニチュード8クラスとされる東海地震の発生確率が最も高く30年以内に87%。首都直下地震や東南海地震も70%、南海地震が60%。大雨や台風で被災する確率より、交通事故や病気、犯罪に遅う確率の方が高い。地霞調査委は「地震の発生確率と、災害や事故などが起きた結果として死傷する確率は本来、単純に比較することはできない。だが、数値の重みを受け止めるうえでの参考情報にしてほしい」と説明している。 国連大学などは昨年、世界各国の自然災害などのリスクを評価した結果を「World Risk Report 2011」としてまとめた。日本が地震、台風、洪水などの自然災害にさらされる可能性は、173力国中5位。この結果に社会的影害の受けやすさや社会の対処・適応能力を加味して総合的に評価した「リスク」でみると、日本は35位。災害に備えたインフラ整備などが進んでいる結果だが、それでも主要8力国(G8)の他7力国と比ぺると、2〜4倍のリスクを負っている。 (30年以内に災害や事故などに遭う確率) ・東海地震 87% ・首都直下地震 70% ・東南海地震 70% ・南海地震 60% ・交通事故で負傷 24% ・糸魚川・静岡構造線断層帯地震 14% ・がんで死亡 6.8% ・心疾患死 3.4% ・空き巣 3.4% ・脳血管疾患死 3.1% ・火災 1.9% ・ひったくリ 1.2% ・すリ 0.58% ・大雨で家が被害 0.5% ・台風で家が被害 0.48% ・火災で死傷 0.24% ・交通事故死 0.2% ・強盗 0.16% ・殺人 0.03% ・台風で死傷 0.007% ・大雨で死傷 0.002% ・航空機事故死 0.002% ※文部科学省の全国地震動予測地図201O年版などから ◇東京・横浜自然災害リスク突出 ドイツのミュンヘン再保険は、世界50の大都市について、自然災害リスクの指欄を公表している。「東京・横浜」が710で突出した1位。2位が米サンフランシスコの167、3位はロサンゼルスで100。4位には「大阪・神戸・京都」が92で続く。 ◇火山大国 脅威と恵み 日本もインドネシアに並ぶ「火山大国」だ。活火山が110ある。このうち、活動が盛んな47火山について、東京、札幌、仙台、福岡にある気象庁の「火山監視・情報センター」が24時間体制で観測している。 火山はひとたぴ大規模な噴火をすると、周辺に大きな被害を引き起こす。一方で、火山は温泉を生み、美しい景観をつくり出すことなどから、被害を及ぼさない時には人間社会に大きな恩恵を与えている。 |
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■タグ | 毎日 自然災害 事故 確率 ミュンヘン再保険 | ||
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