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被災地 受診我慢し悪化も 施設復旧遅れスタップ不足 3県の病院本社アンケート...

■題 名 被災地 受診我慢し悪化も 施設復旧遅れスタップ不足 3県の病院本社アンケート
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(朝日)
■概要 . 岩手、宮城、福島の3県沿岸部の病院を対象に2月に実施した朝日新聞社のアンケートでは、復旧格差が浮き彫りになった。入院機能や施設が元に戻らずスタッフ不足に悩む所も多い。診察してほしくても我慢して症状が悪化するなど住民への影響も深刻だ。
(常勤医は約3割、看護師は5割の病院で減少)
 医師2人、看護師20人がいて、救急患者も受けていた石巻市立雄勝病院は津波で全壊。昨年10月、雄勝診療所ができ外来診療を再開した。現在常勤医は1人、看護師5人の態勢だ。今年2月初旬までは長野県の病院から医師が交代で来て2人態勢だったが、その後の応援はない。4月には町内の特別養護老人ホームが再開し、施設のお年寄りの診察も任されそうだ。院長は「どこまで医師1人で医療ができるのか。不十分なサポート態勢の中、不安もよぎります」と話す。
(通院手段・お金不安)
 外来、入院ともに約4割の病院が、昨年同時期に比べて、「患者が減っている」と回答した。
 全壊した岩手県立大槌病院は昨年6月、仮設で外来診療を再開した。だが震災前と比べ1日平均の外来患者数は4割も減っている。我慢したり、医療機関まで送り迎えする家族に気兼ねした結果症状が悪化する。院長は「病院になかなか来られない人をどうやって受診させるかが課題。治療が遅れ、健康を悪化させる人が増えないよう、この1、2年の取り組みが大事」と話す。
■タグ 朝日 病院
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