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【大震災1年】 福島の幼稚園・保育所 外遊び今も8割制限 園庭除染終了後も屋内施設活用図る...

■題 名 【大震災1年】 福島の幼稚園・保育所 外遊び今も8割制限 園庭除染終了後も屋内施設活用図る
■日 付 1899年12月31日 ■大分類 新聞等(読売)
■概要 . 福島県内の幼稚園や保育所では園庭の除染がほぽ終わったものの、保護者らが放射能の影響を恐れ、8割の施設で子どもの外遊びを制限している。自治体は、屋内の遊び場を充実させて、子どもの体力低下などを防ぎたい考えだ。
 福島県によると、昨年4〜6月、園庭の放射線量が毎時1マイクロシーベルト以上だった県内の幼稚園は111園。12月までにほとんどの幼稚園と保育所で園庭の除染作業が終了しており、今年1月末現在、すべての施設で毎時1マイクロシーベルト未満。
 文部科学省は「毎時1マイクロシーベルト未満なら、園庭で1日2時間遊んでも子どもが受ける放射線量は年間1ミリシーベルト以下となり、問題はない」とする。同県子育て支援課の戸田光昭課長は「保護者らの要望で、今も屋外活動を自粛する施設は多い」と説明する。県の調べでは、昨年12月末の時点で開園している県内の幼稚園と認可・認可外保育所845施設のうち、8割に当たる676施設が外遊びや散歩など屋外活動を制限していた。
 民間企業やNPOが運営する屋内遊び場も開設されている。県も来年度に市町村や民間に屋内用遊具の購入費などを補助することを決めた。
 NPO法人「放射線安全フォーラム」(東京)の多田順一郎理事は、「除染が済んだ園庭での外遊びに問題はない。放射能の影響を気にする保護者のストレスは子どもにも伝わるし、運動不足も心配」と指摘する。
■タグ 読売 幼稚園 保育所 除染 園庭 屋外活動 放射線安全フォーラム 多田順一郎
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■管理番号 No.03519


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